2017年2月4日土曜日

ピクルス オフィス 構想編2

前回公開した図面


コラボオフィスの設計チームが描いたもの。
あーだこーだ言いながらサクサクとパソコン使って描いていく。すげー。


まず、部屋を狭く間仕切る壁の位置を変更。

手前の壁は、腰から上は木組のサッシにすることで
奥へ広がる空間を開放的に見せる。

ほうほう

その壁の手前
旧A室は「PICKLES LABO」

施工サンプル作ったり、家具作ったり、絵を描いたり
ここで日々思い描く妄想をどうやって形にするか実験するアナログスペースである。
 
いいね!

旧B室は拡張し、手前を打ち合わせや食事会も開ける
共有の「LOUNGE」に。


いいねぇ!


大きな本棚で仕切られた奥は
「OFFICE」になる。

設計や、グラフィックデザインなどデザイナー達が
都会の喧騒から離れ、静かに案を練られるデジタルスペースである。


いいねぇぇ!


旧C室は奥の非賃貸スペースが、この建物全体の浄化槽になっているため
そこからの汚水の臭気がどうしても壁の隙間から漏れてくる
ならば臭いものには蓋を、と新規壁で密閉し、換気扇を設置して
少々の臭いの出る作業を行う為の
「PAINTING ROOM」へと生まれ変わる。


イイネェェェ!
それで行こう!


デザイナーの彼は画面上でクリック一つで古い壁を消し
新しい壁を一瞬で立ててゆく。

日頃はこうしてお客さんの要望を図面化し
それをプロの業者が
解体から、壁を立てて仕上げるまでをやってくれる。


しかし彼は大事なことを忘れている…

今回のお客さんは自分たちであるということを…


壁を壊し、床をめくり、新しく壁を立てるだけでも
プロにお願いすると軽く7,80万はかかるよ…。


アナログ「そんなお金ある?」
デジタル「あるわけないやん…」
アナログ「…」
デジタル「…」
アナログ「仕方がない…、壁は今のままで…」
デジタル「それは無理!サッシがないと始まらん!」




始まらん…




何が?





いや…
確かに!


せっかく新しい人生を始めるのに
今まで通り諦めて妥協してたんじゃ
新しい世界は何にも始まらん!
ええ事言うた!


アナログ「DIYやな…」
デジタル「は?」
アナログ「Do It Yourselfや…」
デジタル「何を?」


2017年1月ピクルスエンジニアリングを立ち上げ
最初に買った道具は

色を塗る為のハケでもなく

左官する為のコテでもなく


壁を破壊する為の


バール


でした。
















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