2017年5月10日水曜日

ピクルスオフィス 解体編4

完成予定の新しいオフィスは
奥までズドーンな抜け感が見せどころ。

そのためには途中に変な段差があってはいけないのである。

ところが壁をとっぱらってみると、変な段差がある事が発覚…。


床が底上げされているせいで、天井が近くなり圧迫感がすごすぎる…。








……。







解体編、まだまだ終わりません…。




しかし終わらせないと壁が建てられないのです。

もう今更後戻りはできません。
進むしかないのです!


床ぜーんぶめくります!





真ん中の部屋の床に貼られたツヤっとしたやつ。

オフィスや病院とかで見られるこれは「長尺シート」というもの。

これは厚手の塩化ビニル製タイルが、名前の通り一枚の長いシートになったようなもので、
タイルとは違って長〜い距離も、継ぎ目なく貼れて
綺麗に見せることができるのです。

そう。

長い距離継ぎ目がないのです。

ボンドでベッタリ貼ってあるので、剥がすのんめっちゃしんどいんです。

がんばるか、うりゃっ
あれ?ボンドが干からびてて簡単にめくれるやん。
ただ重っ!

めくってみると



下にまだ何か貼ってある


塩ビタイルやん!
この物件リノベーションされてるやん笑

その塩ビの下は



ベニヤ板です。
水に濡れてグズグズに腐ってる。
やっぱりこの部屋ほんまに浸水歴あるんやなぁ
大丈夫かな…

この板割ってみると


「垂木」と呼ばれるそんな太くない角材で底上げされてて
その下にもう一枚ベニヤ板が敷いてある。
当然これも腐ってる…。

もう腐りきってて ホスホス になってるのでめくるの簡単!
これの下は、手前の部屋と同じ土間になっているのです。







ん?







何これ?


昭和な模様の塩ビタイルやん…

ステキやけど!

またこれもめくらなあかんやん!



長尺シート
塩ビタイル
ベニヤ
垂木
ベニヤ
塩ビタイル
土間



土間まで遠っ!


一人うなだれていると
そこに黒づくめの男が、ノックも無しで突然入ってきた!




解体編5に続く!












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